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設立趣意書

 

 昨今の地球温暖化現象は多方面から憂慮されており、それと共に自然環境保護への意識が高まっております。これは高度に発展を遂げた科学万能主義、経済優先主義の結果、人間が次第に自己中心的となり、環境破壊に対する無関心、極端な社会的モラルの低下を招いてしまったことへの反省であります。

 

 こうした中、愛媛県では少しでも自然への関心を高めるため、河川環境の美化支援策として、「愛リバー・サポーター制度」を実施しています。四国中央市でもすでに「土居ラブリバー推進協議会」が15年間の実績を残していますが、それにならって、「四国中央市ラブリバー(金生川)」として「金生川ラバーズ」を立ち上げたいと思っております。

 

 かつて、街を流れる川は自然の緑を育む川であると同時に周辺に住む人々の歴史や文化や経済を育んでくれました。貴重な史跡「向山古墳」、菜の花の咲く頃にきまって行われていた牛市、秋祭りの神輿のお旅所など、またある時には度重なる雨季の氾濫(上流の家屋の崩壊、河口の橋の流失)等などの正負の歴史を通して、四季折々に人々の苦楽を見守ってくれました。

 

 ひるがえって、上記のように自然環境破壊は自然と人間の関係だけではなく、人と人との関係にも歪みを生じさせています。このたびの活動は行政指導の下に、更に健全な青少年育成へと輪を広げることが出来ればと願っております。

 どうか、この自由闊達に活動するボランティア団体への積極的なご参加をお願い申し上げます。

 

 

                  (発起人代表)

                     国際ソロプチミストイースト愛媛

                     Four-C

                     (社)法皇青年会議所

                     イースト愛媛ベンチャークラブ

                                  

                                平成19年6月 

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